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1年間で1,000億円超えの投資総額‼︎ Baby & Kids Tech

1年間で1,000億円超えの投資総額‼︎ Baby & Kids Tech
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この記事をザックリまとめると…
  • 子育てに関するテクノロジー (Baby & Kids Tech) の業界は、ベビーケアから教育やFintechまで裾野が広く、新規ビジネスが興隆していて注目を集めている
  • 年々投資件数が増加しており、アメリカを筆頭にスタートアップ企業が沢山出てきている
  • 一人っ子政策が廃止されて、出生数が増加の一途を辿る中国への$100M (約110億円) 以上の巨額投資が世界的に注目を浴びている


 

CBINSIGHTSでベイビー&キッズ向けのテクノロジーに関する業界レポートが発表されました。 時短育児を追求するBabyfulとしては、こうした内容を見過ごすわけにはいきません。発表されたレポートも、Babyfulで今後紹介していく育児に関連するテクノロジーの導入としてもぴったりですので、このレポートを元に業界のトレンドを一緒に見ていくことにしたいと思います。

 

Baby & Kids Techとは

CBINSIGHTSではBaby & Kids Techに関して、「赤ちゃんや12歳以下の子どもや、その親達を対象としたテクノロジーを使った製品やサービス」として定義しており、”妊娠”・”出産”にフォーカスした製品やサービスに関しては除外されています。 CES (Consumer Electronics Show) という毎年世界中が注目する業界最大規模の最先端技術の展示会でも、2016年から“Baby Tech”というカテゴリが新たに設けられるなど、まさに現在注目されている業界です。多くのテクノロジーに囲まれて育った私たち親世代が、育児に関してもテクノロジーで解決しよう、という試みが多く繰り広げられています。 注目業界でのお金の動きはというと、2016年の1年間で、世界中で177件、総額$1.24B (約1,364億円 ($1 = ¥110換算)) もの投資が行われました。

 

2017年は残り約3分の1を残すところで、すでに121件の投資が行われています。投資件数では186件となる見込みで、過去最高の投資件数を記録する見込みです。ただし、投資金額はさほど現時点で大きくなく、予測額も前年を下回る見込みです。このことから、投資家の興味がより小規模な投資や、将来の成長が見込めるスタートアップなどの小規模案件へと移行していることが見て取れます。見方を変えれば、この分野での小さなスタートアップがどんどん出てきているということですよね。

 

投資総額の大きいBaby & Kids Techの会社TOP10

パッと見てもお分りいただけるように、TOP10の中の半数が中国企業という状況です。

 

中国で子育てに関する情報交換をするプラットフォームを運営するbabytreeが$602M (約662億円) と最高金額を調達しており、中国の4歳から12歳の子ども向けにオンラインでの英語教育を提供するVIPKIDが$325M (約357億円) と続きます。TOP10の企業の中にはRobloxのようなソーシャルゲームの会社から、美しいデザインを追求したベビー向けアイテムを製造する4momsまで幅広い会社がランクインしています。

image: rockaRoo by 4moms

私も実際、4momsの“rockaRoo”という電動バウンサーを愛用しています。動かし方を追求することで、従来のアイテムより小型化・省スペース化されており、SSNの台頭でオシャレに敏感な今の子育て世代のオシャレ心をくすぐるような見た目をしています。また、スマートフォンと接続して子守唄を流せるようになっている等、まさに新しい育児世代の需要を満たすようなものづくりを行っている会社です。

 

Baby & Kids Techの聖地アメリカと諸外国

アメリカがこの分野では最先端を走っており、投資件数で見ると過半数をアメリカが占めています。この分野のスタートアップ企業の数が世界一ということですね。それに続いて、中国、イギリス、インドとなり、この3カ国で世界シェアの4分の1を占めている状況です。その他の国の中には、スウェーデン、フランス、イスラエルなどが含まれています。

 

アメリカ以外でのBaby & Kids Techを手掛ける企業を世界地図に落とし込んだものが次の図です。過去2年間で、ベンチャーキャピタルが投資をし、資本を集めている企業は特に中国、イギリス、インドに集中していることがこの地図からも見て取れます。

 

注目すべき中国

2015年に一人っ子政策が廃止され、2016年の出生数が前年比7.9%増と出生数が増加する中国での子育てに関する製品やサービスが世界的にも注目されているのは頷けるところです。$100M (約110億円) 以上の投資が行われた会社が5社もあり、E-commerceと教育分野の二つが特に人気があります。

 

世界中の投資件数に占める中国の割合は9%と、51%のシェアを誇る1位のアメリカとは大きな差があります。しかし、$100M (約110億円) 以上の大型案件では中国が世界シェア90%を占め、アメリカを抜き、圧倒的一位の座を獲得しています。

 

どういう製品・サービスがあるのか

他のテック業界と同様に、店頭販売や従来のビジネスモデルから逸脱し、需要に応じて消費者が必要な時にサービスを提供する「オンデマンド式」のもの、毎月の登録料を受け取って一定のサービスを提供する「サブスクリプション式」のサービスがあります。

 

また、自社で企画・製造した商品を自社のECサイトで販売する「D2C」(Direct-to-Consumerの略)と呼ばれる販売モデルから、サービス提供者側が消費者の好みに合わせて「カスタム」してアイテムを届けるタイプのものまであります。

 

製品・サービスの業界も多岐にわたり、大きく分けて「教育、イーコマース、育児、ヘルスケア、一般消費者向け製品、ゲーム・おもちゃ、その他」と分類されます。

 

上のグラフから着目すべきとしては、詳細カテゴリでオンラインマーケットプレイスとほぼ同率一位の大きなシェアを保持している「Coding/STEM」分野での教育です。STEMとはScience, Technology, Engineering, Mathematics(科学、技術、工学、数学)の頭文字を取って「ステム」と発音されますが、プログラミングができる人材を育てるためのサービス作りに様々な会社が取り組み、その将来性を見込んで大きなお金が投資されています。日本でも2020年から小学校でプログラミングが必修化されますが、これらの分野でのサービスは将来を作っていく子どもをつくる親目線でも大変気になるところです。

 

 

一口にBaby & Kids Techと言っても裾野が広いことがお分かりいただけたと思いますが、そんな中でも個人的にはやはり教育分野でのサービスが一番興味を惹かれるところです。習い事に関しても、クラスに通うのと同品質のものがオンラインで体験できるとしたら、親としては送り迎えに掛かる時間等、時短効果も大きいですものね。また、上述のSTEM分野での教育は、シリコンバレーに住んでいるという土地柄もあって、敏感でありたいところです。

 

時短育児を推進していく上で大事になりそうな分野は、まずはヘルスケアや育児アイテム、そしてベビーシッターマッチングサービス等の乳幼児のサポートサービスあたりかなと思います。お金の使い方はスマートに…ということで、今話題の”Fintech”の育児分野での台頭も気になるところです。 気になる分野が盛り沢山ですが、「テクノロジー x 育児」という時代の恩恵を最大限に生かしていきたいですよね。

 

今後は各アイテム・サービスの紹介等も行っていきますので、お楽しみに!!

 


参考サイト

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