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子育て中の運動不足解消に。NY発エクササイズ・サブスクリプションサービスで飽きずに運動

子育て中の運動不足解消に。NY発エクササイズ・サブスクリプションサービスで飽きずに運動
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この記事をザックリまとめると…
  • 育児中の生活で運動不足を痛感し、健康のためにNY発のClassPass (クラスパス) というエクササイズのサブスクリプションサービスを利用し始めた。
  • 利用して3ヶ月目に突入したが、運動する習慣が身につき、色々なクラスを受講できるので飽きないし個人的にはとても満足している。ClassPassの利用方法、メリット、デメリット、またどういうクラスが受けられるのかなどについて本文で紹介する。
  • 日本ではClassFitやレスパス等という同様のサービスは既に撤退しているようだが、大きく方向転換したClassPassの収益モデルは参考にできるかもしれない。


アメリカの病院で定期検診を受ける時にいつも聞かれるのが運動をしているかどうか。一週間に150分 (2時間半) の運動をするというのがアメリカの医師達が目安としている健康を維持するための活動時間です。4月時点での私の運動量は限りなくゼロに近いような状況でした。

 

子どもが生まれる前は、ママ達はいつも公園で子どもを連れて走り回っていて、すごく運動をしているなと思っていましたが、実際フルタイムで子どもと向き合っていて思うのはしっかりと運動をしていると言えるほどに動いている時間はあまりありません。これも子どもの年齢にもよるのかもしれませんが、子どもの行動を常に見つつ動かなければならないので、神経を使って疲れはするものの、自分の体に程よいストレスを与えるほどのエクササイズにはなかなかなりません。また、ベビーカーを押して歩くのもどうしても前傾姿勢になり、綺麗な歩くフォームにならないため、かかりつけのカイロプラクターからはなるべくベビーカー無しで競歩する時間を獲得するようにと言われました。

 

そこで、エクササイズをするのを習慣化させるためのソリューションとして、以前から気になっていたClassPass (クラスパス) を使ってみてました。数年前にチェックした際には私の家の付近で参加しているスタジオ数が少なかったように記憶していますが、今は参加スタジオ数も増えているように見え、魅力的だったのと、一ヶ月$45で利用できるという手軽さに魅力を感じて利用を決めました。既に利用して3ヶ月目に突入していますが、現在は定期的に運動をする習慣がつきつつあるのと、運動をするための時間を作るという心的ハードルが下がったように思います。

 

ClassPassとは

ClassPassは2013年にニューヨークで始まったエクササイズのサブスクリプションサービスです。自分が加入している料金プランによって一定のクレジットが毎月付与され、アプリを利用してClassPassに加入しているスタジオのクラスを検索したり、自分の持っているクレジット内で実際に予約することができます。

 

以前は毎月無制限にクラスを取ることができるサービスプランも存在していましたが、2016年末に大きくビジネス体系が変更され、現状は3つのプラン設定が設けられています。それぞれの価格設定は都市によって異なっており、またそのプランによって付与されるクレジット数も異なっています。

 

ClassPass利用料金の都市毎の違い。左からニューヨーク、サンフランシスコ、オースティン。金額や付与されるクレジット数の違い、平均的な受講に必要なクレジット数の違いなどから物価やエクササイズへの関心度などの違いも伺える。

 

ClassPassに参加するスタジオ側は特に月会費などの支払いの必要が無いようで、ClassPassを通じて参加した客が使用したクレジットに応じて毎月ClassPassからスタジオへの支払いが行われる仕組み。2016年11月に発信されたPayal CEOからのブログ記事によると、2014年5月からアンリミテッドプランが利用可能になり、そのおかげでClassPassの利用者数も増えて大きく発展したものの、毎日のようにクラスを受ける利用者もいてClassPassからスタジオへの支払いも多く、サステナビリティーがないビジネスモデルになっていたため、料金体系を変更するという思い切った決断に至ったとのことでした。

 

ClassPassで提供されているクラスは、普段のクラス料金として設定している金額や、時間帯や人気がある講師などの需要状況を鑑みた上で必要クレジットの設定がされています。毎月10クレジットまでは使い切れなかった分として翌月に繰り越すことが可能です。

 

私のClassPass活用方法

私は今は、日中は完全に子どもと向き合うための時間としているので、子どもが寝てからの平日の夜の時間に夫に留守番をお願いして出かけるか、休日の午前中にクラスを受講するようにしています。平日の夜取るメリットは子どもでいっぱいだった脳をリフレッシュさせるのに役立っていますし、休日朝受講すると、休日が最大限に有効活用されているように感じてとても気に入っています。

 

クラスを取るためのクレジットがなかったり、それほどの時間を設けられない時には家でClassPass Videoを見ながら10-30分程度の運動をするようにしています。これも多様なエクササイズが紹介されているので、新しいチャレンジを楽しんでいます。

 

ClassPass上で友達と繋がれるため、私は一緒にこのサービスを利用している友人に声をかけて、一緒に新しい体験をしながら友情を育んでいます。一人で運動するよりも楽しく、このお友達機能もとても気に入っています。

 

ClassPassを利用して感じたメリット

ClassPassのアプリは最初は使いづらく感じましたが、慣れると便利に使えます。設定した地図からスタジオを探したり、参加可能な時間帯やアクティビティーを選択してリスト化されたスケジュールから好きなクラスを探したり、またはお気に入りのスタジオのスケジュールからクラスを探したりすることができます。

クラス検索画面のスクリーンショット。地図や、好みの条件からスタジオやクラススケジュールが検索可能。

 

ClassPassに参加しているスタジオはチェーン展開をしている有名なところだったり、個人オーナーの小さなスタジオだったりと様々です。ClassPassを利用するまで知らなかったスタジオやエクササイズをClassPassでの検索を通じて沢山知ることができましたし、実際にクラスを受講したのも過半数が初めて通うスタジオでした。様々なところに通えるので中短期的には飽きずに続けられます。参加するスタジオ側としても、ClassPassへ毎月必要な支払いや登録料がないとなれば、実によいプロモーション、集客の場になっているだろうなと思います。

 

また、新しいスタジオに通う際には、普段ならそれぞれのスタジオで新規登録や個別のアカウント開設などが事前に求められることが多いですが、ClassPassを通じて通う際にはアプリからボタン一つで予約するだけでよいので訪問のハードルが低いです。ただ、中には、初回訪問時にその場で個別に書面での登録を求められたり、アカウント開設を要求されるスタジオもあります。

 

大手のジムではあらゆる種類のエクササイズクラスを同じ場所で提供していますが、ClassPassではそのエクササイズに特化したスタジオのクラスを受講できるので、インストラクターの質だったり、その為の環境設定だったりの面で、より専門的で質の高いものが受講できていると思います。またクレジットの有効活用を考えて初めてやるエクササイズのクラスも積極的にチャレンジできているように思います。

 

私は、自身の性格を考慮すると、アンリミテッドプランよりも、与えられたクレジットを余すところなく使い切るようにする現状のプラン体系の方が「もったいない精神」が働いて定期的にエクササイズをするための背中を押してくれていると感じています。

 

また、実際にスタジオに出向いてクラスに参加するのみならず、クレジット不要で見放題の動画クラスも提供されていて、家で隙間時間に色々試して見るのも楽しいです。この点では、私はYouTubeなどでエクササイズを検索して動画を見ながら運動するのも好きなのですが、ClassPassではアプリの”Videos”のタブをクリックするだけであらゆるエクササイズ動画にアクセス可能で、検索が楽だし、ハズレのない映像に出会えていると感じています。

 

ビデオクラスの利用画面。これも自分の好きな時間の長さやエクササイズなどの条件を設定して選択可能。

 

 ClassPassを利用して感じたデメリット

利用に際するコストの説明は自分で積極的に検索しないと分からない部分が多く、知らないと勝手にお金を取られているというケースもありそうですので、コスト面での説明を下記に加えておきます。

 

各スタジオが抱えている正規会員を優遇する為、ClassPassのアプリで予約できるのは基本的に1週間以内に開催されるクラスのみです。スタジオによっては空席の多いクラスのみClassPassに載せるなどもしている様子。また、1ヶ月の最初のクラスはクレジット数がすごく少なかったのに、2回目以降からはプレミアムレートが設定されているようなスタジオもある為、同じ場所に頻繁に行きにくいというデメリットを感じたこともあります。

 

また、急遽用事が入ってしまってクラスに参加できなくなった場合に容赦なくキャンセル費用が取られてしまうのも利用者としては怖いところ。12時間以内のキャンセルとなった場合には$15がチャージされ、無断欠席をした場合には$20がチャージされてしまいます。その場合の予約に利用したクレジットはアプリ上で利用者に返還されます。

 

一度サービスの利用をやめてしまうと、再びサービスを利用開始する際には$79のリアクティベーションフィー (サービス再開利用料) がかかるので、やめにくい・やめると再び使うハードルが高いというプレッシャーがあります。旅行や怪我などでしばらくの間、あまり活用できそうにない場合には月$15のClassPass Liteというプログラムに変更すると毎月8クレジットが付与されてアカウントを維持できるので、高いリアクティベーションフィーを払う必要がありません。

 

実際に私が受講したクラス

気になるなと思っていたクラスを検索して受講したり、たまたまエクササイズをしたいなと思っていた時間帯で提供されているクラスを受講したりと様々ですが、ヨガ、自転車、ダンス、バレエなど多岐にわたるエクササイズを受けています。下記に面白いと思ったクラスを紹介します。こういうものまでClassPassで取れるんだ!という参考になれば幸いです。

 

フィールサイクル (45分) 9クレジット

スタジオの中には自転車が円形に並べられ、真ん中にはマイクを付けたインストラクターとその都度の男女別の成績上位10人を表示したモニターが配置されている。
専用の靴を履き、自転車に乗るとペダルと靴が合体して離れなくなります。インストラクターの指示に合わせて、負荷やスピードなどを変化し、立ち漕ぎしたり体を前後左右に動かしたり、とお尻を中心に全身の筋肉を使いました。

 

バーエクササイズ (60分) 6クレジット

バレエのバーと全面鏡張りのスタジオ。バーを利用して筋力とバランス力と柔軟性を向上させる様々なエクササイズを行う。
バレエの動きをヒントに美しい身体を作るエクササイズとして始まったバーエクササイズ。実際に私が受けたクラスはバレエとは関係なく、バーにつかまってひたすら筋トレをするというクラスで、クラスの間中ずっと太ももの筋肉がプルプルしていました。

 

フルボディークライオセラピー (2分) 9クレジット

液体窒素を吸わないように顔と手袋をした手は上に出して、その場で足踏みをする。スタッフが話しかけてくれるので時間の経過はあっという間に感じた。

 

液体窒素で急速に身体を冷やすことで炎症を抑えたり、疲労回復やダイエットなどにも効果があると日本のテレビ番組で紹介されていて気になっていたセラピー。日本では一回1分30秒程度の施述で1万円を超える費用がかかると紹介されていましたが、なんとClassPassのクレジットを使って体験することができました。液体窒素で冷やしているため、マシーン内の凍える寒さから逃れて外に出た瞬間、もう冷えを感じず、そこからは数分かけて身体がゆっくりと熱を帯びていくのを感じるという不思議な体験でした。

 

今後もボクシングエクササイズやピラティスやダンスなど様々なクラスを取って、自分のお気に入りの運動を探していきたいと思っています。

 

エクササイズを意識し始めてから、ゆるみがちだった時間に対する意識がしっかりとしたように感じます。仕事で忙しい方、育児で忙しい方など色々な忙しさを抱えていると思いますが、仕事前後や子供の寝た後などの合間時間にClassPassを利用するのは非常におすすめです。高い料金を払い続けるジムより、リーズナブルな値段で、それを消化しきるのを目標にする方が自分へのプレッシャーも無理なく設定できて、結果として長続きするのではないでしょうか。ClassPassの利用法として、自分の気に入ったスタジオを見つけるまでの繋ぎとしての利用をしている人も少なく無いと思います。

 

私はまだ利用したことがありませんが、旅行先などでも利用できるそうなので、アメリカ国内旅行で現地に溶け込んだ体験をしたいという時に利用してみたいなと思っています。また、日本在住の方でも、アメリカへの出張が多いビジネスマンや少し長めのアメリカ旅行をプランしている方にも、現地感をより感じる楽しみ方の一つとしてClassPassを一時的に利用してみるのもいいのではないかと思います。

 

また、子どもにはあらゆるアクティビティにチャレンジさせてみて少しでも可能性を広げたいと思っていますが、ニューヨークではClassPassの子供版とも言えるkidpassというサービスがオープンしています。近い将来サンフランシスコでも利用可能になるそうなので、これは要チェックだなと思っており、また別途紹介したいと思います。

 

日本では同様のサービスとして、Lespas (レスパス) やClassFit (クラスフィット)、SATURDAYS (サタデーズ) などがあったようですが、いずれも現時点ではサービスを終了しています。ClassPassが継続して続けられている点との違いはどこにあったのでしょうか。国民性としてのエクササイズへの意識の高さの違いなのか、収益モデルの違いなのか。

 

このサービスに挑戦してみたいという方は、お友達紹介リンク (http://class.ps/iR78L) から登録してもらえると、私もあなたも$40ずつClassPass内で使える割引がもらえるそうですので、是非に。
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