後の掃除が面倒なので、油料理は極力避けたいところですが、オリーブオイルをかけて野菜をオーブンに突っ込むだけの簡単な料理の美味しさと調理中に子どもの相手ができる手軽さに気付いた今日この頃。放置したオーブンシートは、少し焦げた後がこびりついていて、このまま洗うには手間ですが、Force of Natureを満遍なく吹きかけて、1分放置してキッチンペーパーで軽く拭くと、驚くほど簡単に焦付きも油分も取れました。
Force of Natureの共同創設者のメリッサ・ラッシュさんはP&Gに勤める母でしたが、自分の子どもが公園で頭を怪我して病院で数針縫う怪我をしたそう。彼女が担当の看護師に今後どのように怪我が癒えていくのか聞いたところ、看護師から次亜塩素酸についての言及がありました。次亜塩素酸というのは傷をケアする製品には一般的に使われている成分で、人間の体内でも白血球が体を健康に保つために生み出している殺菌成分だそうです。更なるリサーチの上、メリッサさんは次亜塩素酸は傷ケア、眼のケア、そして動物用のケア用品としても使われているという事実を知り、更にはこれがインダストリアル業界の大きなタンクで作られて使われている環境によい洗浄液の主成分であることを知りました。(参考:Force of Natureの会社紹介)
我が家でも食事の前後や外出先から戻ってきた時にはなるべく消毒するようにしています。
そして、同じくコンシューマ製品に関わってきて、自身も3児の父であるという共同創設者のサンディー・ポサCEOも、子どもにアレルギーがあったために電解水との出会いは衝撃的でどんどん魅了されていったそう。工業用にしか存在していない電解水製造機を家庭用に導入することがいかに多くの家族を幸せにするかを考えて、Force of Natureの開発に至ったそうです。
Force of Natureを使うことで、塩・水・お酢を水酸化ナトリウムと次亜塩素酸という2つの毒性のない成分に作り変えています。もうちょっと言うと、Force of Natureの電源を入れることで、液体の中に電流が生じ、塩、水を分子レベルでそれぞれナトリウムと塩化物、水素と酸素に分解し、ナトリウム・酸素・水素を結合させてた水酸化ナトリウム、水素・酸素・塩素から成る次亜塩素酸という強力な二つの物質を作り出しているそう。水酸化ナトリウムはガラスや木、カーペットなどどんな素材の洗浄用としても使え、次亜塩素酸は私たちの体内でも白血球によって生成されていて、洗浄力と脱臭力に優れていてブリーチと同じだけの効果を出せるそう。
よく耳にする『電解水』というのは水道水や食塩水を電気分解することによって得られる水溶液の総称だそうで、まさにForce of Natureが作っている液体がそうですよね。酸性度によって強酸性電解水(pH2.7以下)、弱酸性電解水(pH2.7~5.0)、微酸性電解水(pH5.0~6.5)に分類されるそうですが、Force of Natureでも、お酢を加えることで酸性レベルが調整されているようで、お酢も重要な働きをしているそうです。
インダストリアル向けのものでは、電解水を作るマシーンは何年も前から存在していて、実際にコストや界面活性剤の使用量や廃棄処理の削減に貢献しているそうですが、家庭で電解水が作れるマシーンはForce of Natureが史上初だそう。日本では掃除用コーナーでもよく見かけるようになった電解水。アメリカのアマゾンで電解水 (electrolyzed water) と検索しても、あまり製品が出てこないことから、アメリカではさほど普及していないように感じます。そこに目を付けて家庭で作れるようにしたというのはあっぱれとしか言いようがありません。
次亜塩素酸が時間の経過するにつれて消えてしまうので2週間で使い切る必要がありますが、継続して使うコストも日本円にして100円以下と安いことから、主婦目線・母目線では大満足で皆さんに胸を張っておすすめしたい製品です。個人的には、泡が出ないことで掃除へのハードルがガクッと下がったので、これからはForce of Natureでこまめに汚れを落とし、家にある多数の掃除用洗剤を一掃してしまいたいなと目論んでいます。汚れがひどくなる前に掃除してしまうことで、掃除にかかる総時間も時短に繋がれば嬉しいな。
Force of Natureが気になった方は、このリンクから購入してもらえると嬉しいです。私にちょっと報酬がもらえるようです。