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一児のママで日米弁護士で上場企業の執行役員。Miwaさんの仕事・子育て両立方法を赤裸々に公開 [働くママにインタビュー第二弾]

一児のママで日米弁護士で上場企業の執行役員。Miwaさんの仕事・子育て両立方法を赤裸々に公開 [働くママにインタビュー第二弾]
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この記事をザックリまとめると…
  • 日米2カ国で弁護士として活躍したのち、上場企業の執行役員として現在活躍中のMiwaさんに、ワーキングマザーの日常や、夫婦共働きでの子育て方法をインタビューさせていただきました。
  • 家事・育児をどのように外注しているのか、どのようなサービスを利用していて、各サービスについての具体的な利用金額や利用頻度、活用例もお話いただきました。
  • 子どもと過ごす時間を密に過ごす為に、普段の生活での負担が大きすぎる場合には、思い切って外注することも賢い選択だと思います。夫婦で話し合ってみるべきトピックです。
  • 自分やパートナーの勤めている企業が子ども・子育て支援新制度の一つである「ベビーシッター派遣事業」を利用しているのかは確認する価値がある内容。


シリコンバレーで生活していると、期間限定で大学院に勉強しに来ていたり、会社から派遣されてきたりという方々にもよく出会います。その分、別れも多く、過去5年間で両手に収まりきらない方々の帰国を見送りました。プライベートで付き合っている分には気取らず気さくで素敵な方が多く、その後、日本での活躍されているのを何かで見かけて驚くようなケースもよくあるのですが、働くママへのインタビュー第二弾で話を聞かせていただいたMiwaさんもそんな繋がりの一人です。

 

Miwaさんは夫婦ともに弁護士をされていて、同時期にそれぞれアメリカの大学院に勉強されに来ていました。帰国後しばらくして出産し、親となった今も夫婦ともに第一線で活躍されているいわゆるバリキャリ。特にこの4月からは上場企業の執行役員に就任され、想像するに難くないほど忙しい日々を送られています。夫婦共働きでお互いの実家からも離れてどのようにして子育てをマネージしているのか、すごく気になっていたので今年のゴールデンウィークに再会した際に話を聞くと、色んなサービスを利用していると教えてくれました。とても面白かったので、改めて「働き方」x「子育てのマネージ方法」についてインタビューを依頼したところ、快諾いただき、FaceTime Videoで週末の朝にお話させてもらいました。ここから以下、インタビューの内容を対談方式でお伝えいたします。

 

Natsumi:
Miwaさん、お久しぶりです。ゴールデンウィークにお会いしたぶりですが、お元気されていますか?今日はお時間ありがとうございます!では早速ですが、改めてMiwaさんの経歴をおうかがいさせてもらっていいですか?

 

Miwaさん:
大学卒業後からで話させてもらいますね。
2004年3月に大学を卒業後、その年の司法試験に合格して、翌年4月から1年半司法修習という法曹実務家になるための研修を受けました。そして2006年10月に企業法務専門の法律事務所に入所しました。2011年4月から日本の大手通信企業に1年3ヶ月出向し、経営企画系の部門にて海外の会社買収のプロジェクトに関与していました。2012年7月に渡米して、UCバークレーのロースクールに通い、2013年5月に卒業しました。

 

Natsumi:
私が渡米したのが2013年9月だから、Miwaさんとお会いしたのはバークレー卒業後だったんですね。それにしてもロースクールって1年で卒業できるものなんですね。

 

Miwaさん:
私が受講したのは入学前にアメリカ以外の国で大学の法学部を卒業しているような既修者向けのプログラムだったので、1年で終わるようにできていました。
2013年7月にはアメリカ・ニューヨーク州の司法試験を受験して合格し、2013年9月からシリコンバレーの法律事務所にて翌年7月まで働いていました。そして、翌8月には帰国して元の事務所に復帰しました。復帰してすぐに妊娠が発覚して2015年3月末まで勤務し、5月に出産し、ちょうど保育園が見つかったタイミングだったので、同じ年の12月に復職しました。

 

Natsumi:
職場復帰はお子さんが7ヶ月くらいの頃ですよね?育児休暇としては本当は1年は取れるんですよね?

 

Miwaさん:
法律事務所は民間企業とは異なっていて、育児休暇中に金銭的補助を受けられるかは事務所次第ということもあり、私の場合は金銭的な面からも復職の時期を検討しました。弁護士は、基本的に個人事業主という性質を持った職業であることもあり、法律事務所の福利厚生は、民間企業と異なるところが多いと思います。

 

Natsumi:
復職後、キャリア上の変化はありましたか?

 

Miwaさん:
2016年9月からはメーカー企業に出向して、企業内で法務の仕事に携わらせていただくことになりました。そして、2018年4月に同社に転職し、経営企画系の業務も兼務して働いています。転職を機に、自分の専門分野に限らない成長の機会をいただき有難く思っています。

 

Natsumi:
なるほど。やっぱり忙しい…ですよね?

 

Miwaさん:
そうですね。平日は夫と交代で、週の半分は子供をお風呂に入られる時間には帰宅しています。

 

Natsumi:
現時点でのワーキングマザーの1日の過ごし方を教えてください。

 

Miwaさん:
6時半前に起床して、30分で自分の身支度をし、7時から朝ごはんを作ったり、子どもに食べさせたりして、8時から8時半に家を出ています。朝の子どもの送り出しは夫が担当してくれているので、私は9時前後に会社についています。そして、仕事をして、週の半分は20時前後に帰宅し、帰宅後に子どものお風呂を入れて、22時までには寝かしつけています。18時から20時までの2時間はシッターさんにお願いしていて、その間に保育園のお迎えやご飯を食べさせたりしてもらっています。

 

Natsumi:
なるほど。18時に保育園が終わった後の2時間をシッターさんに外注することで、夫婦二人での仕事のバランスを見つつも無理しすぎずになんとか回せるように工夫されているんですね。ご飯の準備はどうしているんですか?

 

Miwaさん:
朝ごはんは毎朝私が用意しているのですが、夜ご飯は週末に作り置きをしています。それでも足りないので、私が作っているものを見つつ、週1度家政婦さんをお願いしていて、家政婦さんが作り足してくれています。家政婦さんは、4〜5時間程度お願いしています。午前中の2時間は家の掃除をしてくれていて、午後2〜3時間で作り置きご飯を見つつ、食材を買出しして調理して、シッターさん向けに娘の今週の献立を作って書いてくれています。後はワイシャツなどのクリーニングの出し入れなんかもしてくれています。

 

Natsumi:
そうなんですね。家事代行サービスを依頼するって、まだ日本ではさほど一般的には聞かないように思うのですが、どのようにして決めたんですか?

 

Miwaさん:
元々家政婦さんには興味があったんですけど、どうしてもアウトソーシングに抵抗があったんです。でも帰国後にやっぱり家を定期的に掃除してもらった方がいいよね、と夫と話しあって、探すことにしました。不在中に来ていただけるくらいに信頼できるところということで色々比較検討したものの、信頼できるというところが相当大事だったため結局比較的値段の高いところにしました。

 

Natsumi:
今はネットで「家事代行」と調べるといろんなサービスが出てきますが、安いと1,500円くらいからもあるようですが、特に値段を下げるために委託先を変更するつもりもなしですか?

 

Miwaさん:
そうですね。今お願いしている方にずっと来ていただいていて、やっぱり彼女のサービスに満足しているので、彼女が辞める場合には新しく考えますが、私たちから切り替えるという予定はありません。
シッターサービスについては、元々、私の育休中に色々ネットで探していました。全国保育サービス協会に加盟している会社をリスト化して、それぞれのサービスや経営理念なんかも見つつ、エクセルに記載して比較して選びました。元々1時間2,000円から始まっていたのですが、しばらく経ってメールで2,500円に値上げするという連絡がありました。。。子供がシッターさんになついていたので、夫と相談して少し様子を見ようということになりましたが、結局そのままお願いしています。

 

Natsumi:
え!事前の相談なく値上げってひどいですね。

 

Miwaさん:
ですよね。2歳までは17時から20時までの3時間、2歳になってからは18時から20時の2時間お願いしています。夫も私も仕事の関係で帰宅しようと思っていた時間に帰宅できない状況になる日もあるのですが、そういう場合にはやむなくその日の朝に連絡して22時までに延長してもらったこともあります。その場合は当然追加料金が発生してしまいます。

 

Natsumi:
その問題って、共働きの家だと結構ありそうですよね。シリコンバレーのテック企業って、人員獲得のために福利厚生を手厚くしているのですが、例えばGoogleでは仕事に関連してベビーシッターを利用しなければならない際には、会社負担でベビーシッターをお願いできるそうですよ。

 

Miwaさん:
それとってもいいですね!日本でも大手商社に勤めている友人は、ベビーシッターの補助券が貰えるって聞きました。

 

Natsumi:
ベビーシッター補助券ってあるんですね。(※ 調べてみたら、子ども・子育て支援新制度として「ベビーシッター派遣事業」というのを国として定めているそうです:リンク)
今までで既に十分、様々なサービスを利用しているのを赤裸々にシェアしてもらったのですが、これ以外にも育児で利用しているテクノロジーやサービスなどありますか?

 

Miwaさん:
単発でベビーシッターさんをお願いする際にキッズラインは使ったことがあります。家族全員が体調を崩した際に、子どもが一番回復が早くて、寝ている両親とは別の部屋でシッターさんと二人で遊んでもらっていました。
あとは、ベビーシッターも保育園も体調不良の時にはお願いできないので、そういう時に病児保育のシッターさんを派遣してもらうための会社に登録しています。これは利用の有無に関係なく、月会費を払い続けなければならないんです。

 

Natsumi:
病児保育のベビーシッターさんって、まさに保険みたいなものなんですね。ちなみに月会費ってどのくらい払うんですか?

 

Miwaさん:
まさに保険みたいな成り立ちなんですけど、過去3ヶ月間の利用状況に応じて会費も変わるんです。すごく利用が多い時には月額基本料金で2万円くらいかかっていたこともあります。最近は半年以上、病児保育のシッターさんをお願いしていなかったのですが、それでも毎月5,000円前後くらいの支払いがあると思います。最近は色々と物事がわかるようになってきたので、病気になって突然知らない人と二人で家で過ごしてもらうという状況を考えると、なかなか利用ができなくて、悩んでいるところです。特に微熱程度で遊ぶ元気がある時の対応が困ります。
あとは、私自身、現在の職場ではこれまでのところ半年に一度くらいのペースで海外出張に行かせてもらいました。夫婦どちらかの出張中には、義母が関西から駆けつけてくれていて、すごく助かっています。

 

Natsumi:
普段は離れていても、何かあると数時間もあれば駆けつけられる距離に住んでいるのってやっぱりいいですね。ちなみにベビーシッターさんにお願いして、記念日に夫婦で外出などもされていますか?

 

Miwaさん:
それがずっとしたいね、と話はしているんですが、まだ一度もしたことがないんです。ベビーシッターさんは今は純粋に仕事でのカバーのみで利用しています。義母が来ている時にも二人で出かけておいでと言ってくれるのですが、中々二人の予定が合わなくて、行けてないです。二人での外食とかしたいんですけどね。

 

Natsumi:
そうなんですね。近々チャンスがあるといいですね!最後の質問ですが、ワーキングマザーであることについて何かコメントをもらえたらと思っています。育児との両立で難しいと思うのですが。

 

Miwaさん:
ワーキングマザーが大変かというと、自由な時間がないという点で専業主婦も大変だと思うんですよね。環境的に家族から離れた自分の時間を持ちづらいですよね。でも、働いていると、例えば通勤中の電車の中とかって、仕事と家庭との間で自分1人でいる時間なんですよね。今の生活では、平日は中々子どもとの時間が短い分、週末は子どものために尽くせます。私は自分の性格的には、専業主婦より働いている方が向いていると思います。多分もし私が働いていなかったら、夫が頑張って働いていることに対して、今と同じように理解できるか自信が持てません。自分だけでなく夫も、仕事と子育てを何とかバランスさせようと必死なので、お互い何とか助け合おうという、補い合おうという気持ちで仲良く頑張れている気がします。

 

Natsumi:
Miwaさんの場合の夫婦円満の秘訣は共働きにあり、なのですね。色々と根掘り葉掘りシェアしてもらって、ありがとうございました!

 

プライベートでは柔和な雰囲気を身にまとうMiwaさんですが、状況分析と行動最適化をしっかり行うビジネスプロフェッショナルであることを再確認させてもらうことができました。

 

平日の育児は夫婦で半分ずつ負担しつつも、家事・育児を割り切って上手に外注することで、仕事にも子どもにもしっかりと全力を注ごうとするMiwaさん夫妻の姿は素敵だと思います。アメリカでは育児休暇制度が発達していないため、産後3ヶ月で職場復帰するのが一般的なこともあり、子どもが小さいうちからベビーシッターを利用することは珍しくありませんが、日本ではベビーシッターを常時利用しているというのはまだあまり耳にしません。多くのミレニアム世代のように、実家から離れて都会で子育てしていくにはやっぱり限度がありますし、日本では共働きであっても、結局は母親がいろんな負担を背負いすぎているケースが多いように思います。とはいえ、家事・育児の外注はお金もかかるので、皆が同じように利用ができるとは思いませんが、例えば月に一回掃除を外注してみるなど、何か少しでも子育て中のパパママの肩の荷を減らせるような取り組みをやってみてはいかがでしょう。
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