時短育児ならBabyful

後悔のない子育てをしたくて、フィラデルフィアでドーマンメソッドについて6日間びっちりと勉強してきました。

後悔のない子育てをしたくて、フィラデルフィアでドーマンメソッドについて6日間びっちりと勉強してきました。
Pocket

この記事をザックリまとめると…
  •  2017年10月22日〜27日までの6日間、8ヶ月の息子を朝から夜まで夫に託し、研究所による人間の発達プロセスに関する講義を受講し、「プロフェッショナルマザー」になった
  • 受講のきっかけとなった本『赤ちゃんの運動能力をどう優秀にするか』はオススメ


10月22日〜27日までの6日間、フィラデルフィアのThe Institute of Archive of Human Potentialという研究所が開催している”How to Multiply Your Baby’s Intelligence Course” (ベターベビーコース) というセミナーを受講しました。子どもの可能性、そしてどうやってそれをサポートしてあげるとよいかについて深く学び考え、密な一週間を過ごして『プロフェッショナルマザー』の称号を得てきました。この研究所、日本語では「人間能力開発研究所」という名前が付いています。名前だけ聞くと、なんだかとても仰々しいですよね。笑

 

8ヶ月の息子と夫に付き合ってもらい、東海岸のフィラデルフィアまで飛行機で約6時間。時差は3時間。私としては産後、一番大きなイベントでした。

 

このセミナーに関してすごく興味があったのに、参加情報を探している頃は実体験をネット上で見つけられず。またこれまでに「ドーマンメソッド」などとして知られるこれらの方法を実践している方に実際に出会うこともありませんでした。

 

そこで、誰かの参考になれば、一人でも多くのパパママ達に子育てに関して考えるきっかけとなれば、また研究所の功績を少しでも多くの方に広められる一助となればと思い、折角なのでブログ記事として残していくことにしました。

 

ちなみに参加した際に、現地で日本人スタッフともお話させていただきましたが、日本ではフィラデルフィアでの講義を録画して翻訳を交えたセミナーが開催されているため、現地に日本人を迎えることは極めて珍しいとのことでした。(リンク:日本でのセミナー情報

The Institute of Archive of Human Potentialとは何か

人間能力開発研究所は、1955年にグレン・ドーマン博士によって脳障害治療の研究を目的として設立された非営利の教育組織です。

 

子ども達に囲まれて微笑むGlenn Doman氏(写真引用:Gentle Revolutionより)
元々は脳に障害をおった子どもの発達を助ける為の研究に従事していて、歩けない子を歩けるように、目が見えない子を見えるように、耳が聞こえない子を聞こえるように手助けしてきました。そういった子たちの中には、やがて同年代の健常児の子どもよりも優れた身体能力や言語能力を発揮するような子まで出てきました。それら全ては、研究所が直接子どもに手をかけて行ったわけではありません。親が何よりも子どもに最良の医師だという信念の下、両親に対して自分の子どもに家庭で教える方法を説き、それを熱心に実行した親達によって変化がもたらされたのです。

 

加えて、彼らは文明未開の地を含めて世界中を飛び回る中で、人類全般に通じる人間の脳の発達プロセスを発見しました。

 

彼ら曰く、『人間にとって誕生から6歳までの時期が最も重要な時期』であり、『人間の脳は使うことで成長し、その成長は実質的には6歳で完了』します。その大切な時期に一番の先生となるのは、親であり、『歴史上最強の学習チームは、親と子のチーム』。研究所は自分達が開発してきた概念や方法を親に指導することにより、すべての子どもの知性面、身体面、社会面の能力を最大限に発揮させ優秀なレベルに引き上げる為に現在も活動を続けています。

 

私がどのようにして研究所と出会ったか

本については詳細にまたレビューで紹介したいと思っていますが、産後1ヶ月を過ぎた頃、日本出張から帰ってきた夫のお土産に『赤ちゃんの運動能力をどう優秀にするか』という本がありました。
かねてから、夫婦で「子供には運動がよくできるようになって欲しいね」という話をしていた為、夫がたまたまこの本を目にしてタイトルに惹かれたそう。

 

夫がアメリカの自宅に戻ってくるまでの間に数章節読んでから、私に渡してくれましたが、「運動能力って遺伝じゃないんだって。まだ半分読んだかどうかくらいだけど、今まで耳にしたどんな理論よりもなるほど〜って思えたわ」と言いながらお勧めしてくれました。それが私と研究所との出会いのきっかけになりました。

 

研究所が発行する本の数々

 

本の背表紙や表紙を見ても、見た目にも古く、堅苦しい印象を受けますし、内容を読んでいてもなんとなく昔の書物のような印象を受けます。読み進めるに連れて、ドーマンメソッドの魅力にはまりつつも、一方ではこの書物がどのくらい信頼できるものなのか、懐疑心も生まれてきました。

 

本の中に何度も出てくる「フィラデルフィア」にある「研究所」が今も実在しているのか、そしてそこで開催されている「7日間コース」っていうのはどういうものなのか、「エヴァン・トマス研究所インターナショナル」とは一体何なのか。

 

本が出版されるまでは、彼らのメソッドを知っていたのは「世界各地から研究所の7日間コースに参加した5万6千人の親だけ」だったという記述も気になりました。コースを修了したら与えられる「プロフェッショナル・マザー」という称号も気になったし、本の内容がどの程度本当なのか、オンキャンパスで学んでいる子ども達は実際どのくらいすごいのか、このメソッドを実践するにしてもある程度自分の中での信念とすべくこの目で確かめたい、という思いが強くなり、行動に至りました。

 

参加決意

セミナーを受講したいと思うようになってから、リサーチしました。ですが、大抵のことは日本語で調べると誰かのブログに行き着くものですが、この研究所やこのセミナーに関しては実際に参加した方のブログなどが見つからず、謎に包まれたところも私の好奇心をくすぐり、より行きたくなりました。

 

本を読んでいたので、すでに凄さは実感していましたが、実際に見聞きすることでより自分のものとしたいなと思い、これらが私が参加を決意した理由です。

 

  • 実際に本を書いている人達と会って話が聞きたい
  • これを実践して育った子ども達のデモンストレーションを見たい
    • どういう風に親子で日々実践しているのか
    • それらの子供達の能力がどうすごいのか
  • 同じマインドを持った親達と出会い、今後助け合いたい

 

「私、このフィラデルフィアのセミナーに参加したい!」
これほどまでに夫に対して強く何かをお願いしたのは、結婚してから初めてのことだったように思います。

 

研究所に連絡すると、フィラデルフィアでは年に3回、6日間のセミナーを開催していて、費用は一人の受講料が$1,250。私が連絡した7月から一番直近での開催は10月末で、子ども連れでの参加は不可能だと告げられました。

 

10月末ではまだ息子は8ヶ月になったばかり。完全母乳で育てていたので、息子と離れての受講が不安で担当者に相談したところ、「やはり急速に発達している頃だからこそ、できるのであればなるべく早い時期に参加するほうが絶対によいですよ」という話でした。

 

昼間の授乳や母不在での昼寝や食事、また夫婦ではなく私単独で受講することなど心配事も多く悩みましたが、後悔することのないようにと10月での参加を決めました。申込みしてからは楽しみと同様に不安も沢山でしたが、順調に月日は流れ、とうとうイベント当日を迎えました。

 

それでは次の記事から数回に渡り、日々のレポート、そして参加にあたり掛かった費用や、他の参加者に関してなどお伝えしていきたいと思います。
Pocket



4 thoughts on “後悔のない子育てをしたくて、フィラデルフィアでドーマンメソッドについて6日間びっちりと勉強してきました。”

  • 素晴らしい経験をされましたね!
    今1歳くらいということでしょうか?

    私がドーマンメソッドを知ったのは25年前です。
    私は1週間というプログラムのために母乳がやれないのと、子どもを預ける人がいなかったので、
    (夫はノースカロライナで駐在員でした)
    当時はプログラムに参加をするのは諦めて、本だけで実践して来ました。

    なかなかこの通りにはいかないので、自分流にかなり変えてやってきました。
    それでも、効果がでるのが、このメソッドのすごいところだと思います。
    娘は、1歳11ヶ月からこれを始めましたが、3歳の時には、英語でも日本語でも自分で絵本が読めるようになっています。

    現在は、上の娘は、スタンフォード大学院教育学部を卒業し、今はシリコンバレーで働いています。
    下の息子は、ハーバード&MIT大学病院の研究室で、HIVの研究をしています。
    読むのが好きで好きでたまらなくなる子どもに育ちます。
    家中本で溢れるようになるのは、覚悟してくださいね(笑

    • Junkoさん、コメントありがとうございます。フィラデルフィアに足を運んで実際に実践されている方々と繋がりがもてたことはとても大きな財産となりました。そして、この記事を書いたことでドーマンメソッドを実施されていらっしゃった方と繋がれたのもとても嬉しいです。お二人のお子様方、素晴らしいご活躍ぶりですね!本だけでずっと実践し続けられたというJunkoさんの素晴らしさにも頭が上がりません!

    • 初めまして。今日、赤ちゃんの運動能力をどう優秀にするかを読みました。現在、下の子は、7カ月で、もっと早く読めば良かったと少し後悔しています。本を実践したのは、娘さんが1歳11カ月からということは、下の息子さんは、生まれてからですか?今からでも間に合うのか不安です。出来れば体験談を教えていただければか幸いです。

      • AYAさん、コメントありがとうございます。前回コメントくださっていたJUNKOさんへのご質問ですよね。
        いつ始めても遅いということは絶対にないと思います。セミナーに参加した際に、研究所で学んでいるお子さん方の様子を色々と拝見させていただきましたが、みなさん年齢よりもかなり高度な本を楽しんで読んだりディベートしたりしていました。本当に開いた口が塞がらないとはこのことか、というような感じで。ただ、彼らのご両親が全員生まれたばかりの頃からこれを実践していたかというとそうではなく、早い時期から始めていた子もいれば子どもが3才の時に初めてこの本を読んだのが出会いだと言っていたお母様もいらっしゃいました。
        私もセミナーまで張り切って参加した割に、本で書いている通りのことが日々実践できているかというと全くその通りではないのですが、幼い時期がいかに大切なのかというのを知っておくだけでも、普段のお子さんとの遊び方や接し方が少し変わってくるのではないかなと思います。焦らずに、お子さんと一緒に成長していくのを楽しんでいければそれが何よりなのだと思います。ちなみに研究所でも、「こういった取り組みを将来有名大学に行かせるためにと思っている親御さんも多いけど、そうではなく、子どもの知的好奇心をくすぐりながら、いかに親子のふれあいの時間を楽しく過ごすのかというのが重要ですよ。そういう時間によって、親子の絆が深まります」というお話をされていました。

        例えば「文字」への取り組みに関して。正直、日々の単語カードなどをやることで短期間で読むことができるようになるかというと全くそうではないと思います。長い目で見ると、ワードカードの利用で、文字を意識的に見せる作業を続けることで、文字への興味が育ったり、何度も見ているので他の子よりも早く読めるようになると言うのは疑っていません。ただそこまでの過程で習慣化させるのが大変ですよね。「読めるようになってほしい」「早く理解できるようになってほしい」と思いながら短期間での成果を求めると、短期間では目に見える成果は出てこないです。ので、親側の覚悟が必要になると思います。

        私自身はこの準備作業労力の多さにも心が折れてしまっているのですが(笑)、ワードカードを作ることによって、子どもに覚えさせたい単語を意識して日常でも使うようになるし、その単語をはっきりと言うようになるし、で、子どもへのインプット方法を親側も意識するようになるので、日々のコミュニケーションで結構頭を回転させます。
        ちなみに個人的にはドッツカードをマスターしたいと思っていたものの、我が子の場合、ドッツカードを見ると逃げるようになってしまって全く数関連の取り組みができていません。苦笑。
        私自身は準備が大変で思うようにできていないものの、写真をくっきりとはっきりと見せるビッツカードが一番お子さんの関心を引いて、親子で楽しめるのではないかなと思います。お子さんが7ヶ月とのことなので、離乳食を開始されて少しの頃かと思いますが、まずは食器・フォーク・果物・食べ物・テーブルなどの身の回りのものからビッツカードを作るなり、ワードカードを作るなりで楽しまれてみてはどうでしょうか。カードの良いところは、本だと最初の方はよく覚えているけど、最後の方は集中力も切れてほぼ覚えてない、となりがちですが、カードだと順序を変更できるので満遍なく覚えることができるところですよね。

        何れにせよ、これら全て「どのように子どもと関わるのか」と言う親側の姿勢の問題だと思うので、本当にいつでも遅すぎることはないと思います。むしろ早期教育にお金を払って他の人に任せておしまい、と言うのではなく、「教える」「育てる」というのはお子さんが巣立つまでずっと続くので、そのための良い姿勢をこの時期に学べていると思えば素晴らしいことなのではないかな、と思います。子育てって大変ですが、楽をできるところは上手く楽をしつつ、一緒に楽しみましょう!

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *