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アプリで手軽に1分単位でBMWを借りられるサービスが便利。子連れでポートランド旅行

アプリで手軽に1分単位でBMWを借りられるサービスが便利。子連れでポートランド旅行
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この記事をザックリまとめると…
  • BMWやMINIの車を1分単位で手軽にレンタルできるカーシェアリングサービス”ReachNow”を、オレゴン州ポートランドで利用した。
  • 事前の予約や書類手続き、鍵の受け渡しの必要がなく、使いたい時に使いたいだけ利用できる仕組みは子連れでの移動にストレスが無くて重宝した。
  • 消費税がなく、全米で住みたい街ナンバーワンのポートランド。家族での旅行先にどうでしょう?


アメリカのオレゴン州ポートランドで、ReachNowというカーシェアリングサービスを利用しました。子連れでの旅行で悩ましいことの1つが、旅行先での移動手段を考えること。値段もさることながら、融通が利くかという点と便利さがとても重要。今回、ReachNowを利用し、満足いく体験ができたので、場所が限られる話ではありますが、このサービスについてレポートしたいと思います。

 

ReachNowとは

ReachNowはBMWを親会社とし、カーシェアリングサービスを提供しています。最近、2018年7月17日にカーシェアリングのみならず、プロの運転手付きでの配送サービスを開始した (ReachNow ブログ記事) との発表で再度注目を集めています。

 

現在、ReachNowがサービス提供をしているのはポートランドとシアトルの二都市のみ。

 

シアトル (上)とポートランド (下) のカーシェアリングサービスエリア。

 

他のカーシェアリングサービスと比較した際のReachNowのユニークさは、BMWかMINIの車を1分単位で借りられるという点と、サービス範囲内であれば駐車料金を気にせずどこで乗り捨てても良いという車の返却方法です。

 

ReachNowが契約している空港近くの駐車場にて。

 

そして、レンタカーを利用するのと比較してのメリットは、事前に時間を決めた予約手続きをしておく必要がないこと。当日に書類の契約を交わしたり、鍵を借りる必要がないこと。合法的に駐車できる場所であればパーキングメーターがあってもその駐車料金は支払わなくても良い、そして車を借りた場所にいちいち戻らなくてよいこと。

 

利用方法

利用方法はまずアプリで自分の近くで利用可能な車体を検索。そこから選択した車を30分間自分用に確保することができます。

 

最寄りの駐車場にある車を予約して向かっている状況でのスクリーンショット。

 

自分が予約している車に到達すると、アプリから鍵の解錠をします。物理的な鍵を一切触る必要なく、キーレスで運転することができます。

 

運転を開始する際も鍵は不要。備え付けのスクリーンに手順が表示される。

 

目的地に到着したら、そこで利用を終了するのか、そのまま車をキープしておくのか選択。遠方まで出向くなどの場合、サービス提供地域外に出て利用することも可能ですが、利用終了の際には必ずサービス提供地域内で駐車する必要があります。

 

解錠中のスクリーンショット。Booking timeで表示されているのが利用している合計時間。

 

利用に際してかかるお金は初回登録費としての$15。年会費や月会費等はなく、使った分に応じた金額が請求されるだけです。運転中は1分につき45セント、パーキング中は毎分10セントで計算 (この中に駐車料金なども含まれるのでパーキングメーターで支払う心配無し)。そしてある程度使う場合には最初の1時間は$15、3時間で$50、1日利用で$80という上限設定もある料金体系になっています。

 

利用してみた感想

私たちがReachNowをポートランド移動の手段の1つとして選んだ理由は値段と便利さでした。ポートランドの空港から車で1時間ほどの郊外まで行く予定があったので、空港から郊外の目的地へ行き、そこからホテルを予約している市街地までの移動に車が必要でした。

 

具体的には、今回の滞在は1泊2日と短かったのですが、空港からレンタカーを利用した場合、出発と返却を同じ場所で行う必要がある (もしくは別料金を払って別の場所に返却する) ため、ほぼ車の利用予定がない2日目の分もお金を払わなければなりませんでした。また、2日目は市街地から空港への移動のみだったため、ReachNowやレンタカーを利用した場合、自分で運転できるのは空港最寄りの契約駐車場までで、そこからはシャトルバスに乗り換えて空港入りする必要がありました。空港の入口ドア近くまで送り届けてくれるUberやLyftなどのライドシェアサービスを利用する方が移動の負担が随分と楽だというリサーチ結果になりました。

 

結局、1日目に夕方ホテルに戻るまでReachNowで借りたBMWの車で動き回り、市街地のホテル前に路駐して利用を終了しました。ホテルでチェックインして5分後にまた外に出た時には、すでに車は他の人が乗り込んでいたので、結構頻繁に利用されているという印象を受けました。

 

実際にReachNowを利用してみて思ったのは、特に返却時間や返却場所を決めずに利用してよいというのは、計画通りに行動するのが難しい子供連れでの旅行にはぴったりでした。レンタカーのような事務手続きが不要というのも嬉しいポイントでした。また、UberやLyftなどのライドシェアサービスも便利ですが、やはり迎えを待つ必要がなく自分のペースで動けるというのは、特に昼寝が必要な幼い子どもを連れた家族には嬉しいところです。自分で運転している場合、子どもの眠りの状態によってドライブ時間をプラスするなどの対応ができるので、旅先で中々落ち着いて寝られない子どもの体力を回復させるには重宝します。

 

ただ、運転していた夫の意見では、アプリには『Lock/Unlock』の表示があるのみですが、車の鍵の施錠・解錠なのか、利用権のキープ・リリースなのかで、操作に戸惑った局面があったとのことでした(荷物を入れたままで車をロックした状態で利用権をアンロックしてしまうと、別の誰かが予約してしまう可能性がある)。施錠や解錠、駐車モードへの変更含め、アプリだけで完結するのではなく車内タッチパネルでの操作が必要なケースもあったりしたのも、気になる点だったとのこと(車内タッチパネルでの操作が必要ならアプリ側で操作案内してもらえると、BMWタッチパネル初心者にとっては嬉しい)。また、私たちが借りた車の中はさほど綺麗だと呼べる状態ではなかったのは残念なポイントでした。必ず同じ場所に返却する必要がないため、その分ReachNow側の細かな掃除対応などはなされず、また借り手にも所有の意識がないので使ったら使ったままにしているのでしょう。その辺りはシェアリングエコノミーの課題点と言えるかもしれません。

 

ポートランドはアメリカの中でも珍しく消費税がない街。全米で住みたい街ランキングのトップに君臨する都市で、国内の旅行先としても人気があります。また、ダウンタウンと呼ばれる市街地はこじんまりとまとまっていて、公共交通機関も発達しているので、街中では移動手段を気にせずに動き回ることができます。

 

さらにポートランドは自転車天国としても有名で、ナイキが本社を構える場所でもあります。街中ではそれを象徴するかのように、自転車のシェアリングサービスに”BIKETOWN”とナイキのロゴが記されたオレンジ色の自転車が設置されていました。

 

自転車のシェアリングサービス。車体にはナイキのロゴが。

 

子連れでのアメリカ旅行の行き先にポートランドを検討されてはいかがでしょう?少し足を延ばすと自然も多く、ダウンタウンは美味しいコーヒー屋やビールのブルワリー、また可愛い雑貨屋や服屋がところ狭しと並んでいます。日本から初めてアメリカに行く場合にも、訪れやすい街ではないかと思います。その際には是非ReachNowを利用されることをお勧めします。
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