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母親の体験から生まれた迷子防止アイテム – 子どもとの距離をモニタリングするMonkey KID Sensorを使ってみました。

母親の体験から生まれた迷子防止アイテム – 子どもとの距離をモニタリングするMonkey KID Sensorを使ってみました。
この記事をザックリまとめると…
  • 「見える化」で時短育児のモニタリングアイテム第二弾。Bluetoothで安価なソリューションの子どものトラッキングアイテムMonkey KID Sensorを使ってみました。
  • 迷子のアナウンスとは無縁で、楽しく買い物や遊びに出かけるためにはおすすめです。

息子が誕生してから1年が経ちました。母としての人生を歩み始めて1年を終えたと思うとなんだか感慨深いです。そして、最近二本足での歩行を開始しました。まだ一人で安定して歩き回るにはもう暫く時間がかかりそうですが、そうなったら私の目を盗んでどこかに走って行ってしまわないか、追いかけるのに忙しくなりそうです。

以前の記事に引き続き、この記事ではモニタリングアイテムのひとつとして、迷子防止のために子どもの位置をモニターするアイテムを紹介します。

 

GPSとBluetoothによるトラッキングアイテム

子どもの位置を追跡する方法としては、子どもにGPS搭載の端末を持たせることと、Bluetooth搭載の端末を持たせることの大きく分けて2つの方法があります。それぞれの良さがあるので、子どもの年齢や行動範囲など、使うシーンによって最適なアイテムは変わってくると思いますが、この記事では子どもと一緒に公園に行ったり、お買い物に行ったりというシーンを想定します。

 

すると、基本的には同じ敷地内にいて親と行動を共にするというのが条件になるので、GPSを使っての位置情報トラッキングまではあまり必要がないんですよね。そもそも室内においては正確な位置情報をGPSでタイムリーに入手するのは屋外に比べて難しいようですし、GPSトラッキングの製品は離れた場所から携帯のアプリに位置情報を送るための通信手段としてのSIMカードが必要になります。よって、端末代金以外にも月々の使用料がかかるものが基本。また、電話機能を兼ね添えたアイテムも多く、結構リッチな構成になっています。ただ月々の使用料金が携帯代金よりは安価なので、GPSトラッキングはすでに学校に通う年齢のお子さんには、携帯電話を持たせるよりお手頃なソリューションでいいかもしれませんが。

 

話がそれましたが、子どもとはぐれるのを防止する為にシンプルなのがBluetoothを使ったアイテムです。携帯電話とBluetoothが繋がる範囲内での通信なので、GPS機器に比べると通信距離に大きく制限が出てしまうのがネックですが、大事を避けるためのアイテムとしてはとてもよいと思います。ちなみにBluetooth 4.0で約50m程の通信距離だそう。また、室内でもGPS程に干渉を受けません。あらかじめ設定しておいた距離よりも自分から離れるとアラートしてくれるので、探すのが難しくなるほどに遠くに行ってしまう前に気づくことができます。GPSが迷子になってから対策するものとすれば、Bluetooth搭載の製品は迷子にならないように予防するものと言えるでしょう。

 

母親の実体験から生まれたMonkey KID Sensor

市場には複数アイテム出ていますが、私が試してみたのはCES会場で出会った”Monkey KID Sensor”というアイテムです。CEOのKim Gavinさんに話を伺いましたが、この製品自体、彼女の育児で経験した問題から生まれたものだそうです。約3年前に当時3歳だった娘を連れて、子どもの友達のお誕生日会に参加した時、他の親たちと話していて3分程子どもから目を離した隙に見失ってしまったそう。パーティー会場は閉ざされた空間だったはずなのに、なぜかドアが開いていたのでそこから外に出てしまっていたそうで、結局彼女は会場から出てビルの入り口まで自分で戻り、ロビーで待っていたそうですが、見つけるまでの約6-7分の間、パニックで心臓が凍るほどに焦って気が気ではなかったそうです。この経験を他の親たちに 話しているとみんな似たような経験があり、なんとか手頃でシンプルに対策が打てないものかと考え、商品の開発及び起業に至ったそうです。

 

Kim Gavin CEO。ラスベガスで開催されたCES2018にて。

 

腕時計タイプのアイテムが多い中、この製品が他と特に違うポイントは靴に装着するタイプという点だと思います。Kimさんも、母目線で子どもの動きをいかに邪魔をしないようにするかにこだわって靴に装着させるというアイディアを思いついてから、実際に製品に落とし込んで実現化させる過程が一番大変だったとのこと。

 

MONKEY KID Sensorを装着した様子。

 

Monkey KID Sensorの表。イラストの真ん中部分を押すと電源のオンオフができる。

 

Monkey KID Sensorの裏側。この二つの穴に靴紐を通して固定する仕組み。

 

Bluetooth 4.0を搭載した端末の中心部を押すと電源オン・オフが切り替えられるようになっています。メーカー側は電源をオフにせず使い続けた場合は約4ヶ月のバッテリーライフとうたっていますが、電池交換ができず使い捨てのため、個人的には必要時に電源を入れるようにすることをお勧めします。

 

使い方はシンプルで、携帯にインストールしたアプリ側から端末を認識させ、子どもが自分から離れたらアラートをあげる距離の設定をします。Kimさん曰く、「シンプルに使ってもらうために設定は『ルース』、『タイト』、『マニュアル』の3つのセッティングにしています」とのこと。『ルース』は大きな公園や大きい子ども向けに約50m離れたらアラートをあげる設定。『タイト』はショッピングセンターやテーマパークや人が多いところでの使用目的で約5mでアラートをあげる設定。そして、自分で適当な値を設定できるマニュアル設定です。

 

アラートをあげる距離の設定画面。

 

週末のCostcoで、実際に使い心地を体験してみた

使い心地テストのために、私が『タイト』設定で端末を身につけ、週末のスーパーで夫にモニタリングしてもらいました。この端末には私の名前をつけてみました。

 

モニタリングしている端末との距離が離れてくると、アプリ上でその端末が黄色に色付けされます。それでもまだ設定距離内なのでアラートはあがりません。

 

設定距離内で、ある程度離れた時には黄色く表示される。

 

設定距離よりも離れると、アプリ上でモニターしている端末の色が赤色になり、見失ってから何秒たったかというカウントを開始します。

 

設定距離を越えると赤色表示になりアラートが出る。同時に経過時刻をカウントし始める。

 

アプリを閉じている時にはこのようにアラートが上がる仕組みになっています。

 

アプリを閉じた状態でのアラートが出る様子。

 

Bluetooth接続が途切れてしまった時にもロストアラートが出ることが少しあったので、その点は紛らわしいですが、混み合ったデパートに買い物に行く際や、遊園地に行く際などは特に活躍してくれるのではないかと思いました。実際、キムさんと話している中でも、現状で一番問い合わせが多いシーンがディズニーランド旅行を計画中の家族からだ、とのことでした。

 

デパートに長時間滞在すると必ずと言ってもいいほど耳にする迷子のお知らせ。家族で楽しく出かけたつもりが、一瞬目を離したうちに見失い、良からぬことが起こってないかと想像し冷や汗をかきながら子どもを探し回ることで一日が終わってしまうなんてことがこれから起こらない、と思えば持っていて安心なものではないでしょうか。一つのアカウントから複数端末の接続が可能で、それぞれの端末を携帯側から個別に認識することが可能なため、大人の目よりも子どもの数の方が多いケース、複数人子どもがいる家庭では特に役に立ちそうです。また、保育園などの施設での使用、特に遠足や散歩などで外に出る機会がある際には、これを持っていることが大いに安心材料となりそうです。

 

この端末は現在$39.00 (約4,150円) でアメリカ国内のみでの販売です。数週間後にはCE Markを入手し、そうなるとイギリス及びヨーロッパで販売を開始する予定だそう。日本での販売も視野にいれ、日本で必要とされているTELECCという規格の認証を取得している最中とのことです。そうなったら、ぜひ日々の時短育児のアイテムの一つに取り入れてみてはいかがでしょうか?


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