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子連れに厳しい東京での移動に使える2つの最新サービス。Googleマップとベビーメトロでストレス軽減。

子連れに厳しい東京での移動に使える2つの最新サービス。Googleマップとベビーメトロでストレス軽減。
この記事をザックリまとめると…
  • 車社会に慣れてしまった筆者が、都内の子連れでの移動のハードルの高さを実感。日本滞在という体験をよりよいものにする為にもバリアフリーなインフラ整備に期待したいが、まずはテクノロジーでのストレス軽減を図る。
  • Googleマップの最新アップデートで東京の経路案内に車椅子対応ルートが検索可能になった。より充実していくことに大いに期待。
  • ベビーカーでの都内の移動のストレス軽減には3月27日にリリースされた新サービス『ベビーメトロ』を利用するのがオススメ。

 

電車移動でストレスを感じた東京滞在

日本への一時帰国中に東京に一週間弱滞在して色々と巡ってきました。車社会のアメリカでの子育て環境に慣れている私としては、東京滞在は楽しさも盛り沢山ながら不便なことも多々目につきました。中でも本当に1番気になったのがベビーカーでの移動のしづらさ。予定している時間に間に合うように電車を検索しても、その通りに移動できた確率は半分にも満ちませんでした。

 

私が使用しているUPPAbabyのベビーカーと我が子の体重を合わせると20kg以上。これを抱えて階段を利用するのは厳しいので、移動中は電車に乗っている時以外は常にエレベーターを探す必要がありました。ある駅から別の駅へ向かうという単純な移動だけでも、大体4回のエレベーター利用が必要でした。駅の改札階、そしてホームへの移動、目的地でのホームから改札階への移動と、駅の外へ向かうための移動です。エレベーターは一基しかないところがほとんどのため、エレベーターへ乗るのも順番待ちでした。

 

エレベーターに辿り着いても順番待ちで時間がかかる。

 

特に複数路線通っている地下鉄の駅では、地下鉄構内への入り口を間違えてしまうと目的の路線の改札口まで階段しか無いというケースもあり、非常に苦労しました。案内板がなく駅員さんに尋ねても、「ここからの道のりには階段しかないのでベビーカーを運ぶのを手伝います」と言われるケースにも数回遭遇しました。ベビーカーでのエスカレーターの利用は事故の元として禁じているところも少なくない反面、「この先はエスカレーターがありますのでそれで移動して下さい」と案内される場面もありました。

 

階段での移動しかなかった場面。20kgを抱えて階段を進むのは過酷なトレーニングのようだった。

 

Googleマップのアップデートでベビーカーに優しいルートを提示

そこでGoogleが3月15日に新しくアップデートした機能を使うと、少しストレスが軽減されるようになるかもしれません。Googleマップの最新アップデートでは、目的地までの電車の経路検索オプションに「車椅子対応」というのが選択できるようになりました。

 

車椅子対応オプションを選択すると、提案ルートが変化する。左が最適な経路、中央がオプションページ、右が車椅子対応。

 

この機能は今の所はロンドン、ニューヨーク、東京、メキシコシティ、ボストン、シドニーという大都市のみでの展開です。同社によると「様々な交通機関と共同で取り組み、今後数カ月間でGoogleマップにもっと車椅子対応ルートを追加していくのを私たちとしても大変楽しみにしています」とのこと。(Googleによるアナウンスの意訳)

 

丁度アナウンスが行われたのが東京滞在中でしたので、移動の際に使用してみましたが、車椅子対応オプションを指定すると、電車の提案経路が少し変更されました。ただ、駅構内の移動が詳細には反映されていない場面も多く、まだまだ改善の余地があるという状況でしたので、Googleの言う通り、今後より充実していくのに期待です。

 

駅構内図を事前にチェックして移動時のストレスを軽減させるためのサービス

東京在住の友人の中には、都内を子連れで出かける際には事前に目的地の構内案内図を確認してどこにエレベーターがあるのか調べて出かけるようにしている、と言う人もいます。確かに事前に簡単に調べられたら、外出のストレスが減るのは間違いない。

 

この記事作成にあたりちょうど3月27日より、東京メトロから試験運転として『ベビーメトロ』というサービスがリリースされました。アプリではなく、ウェブサービスですが、早速試してみたところ分かりやすくてとてもよい印象を受けました。

 

例えば、私が乗り換えで結構苦労した銀座駅を検索。「地上・ホーム間」のエレベーターのみでの移動可否、路線間乗り換えの際のエレベーター移動の情報、そしてホームにベンチがあるかを提示してくれます。銀座駅の場合、路線間乗り換えでエレベーターがない場合もありますが、こういうのも事前に情報として入手しておくだけでも覚悟もできるし、変に経路を探すのに時間を費やさずともいいので、移動時間削減に繋がる気がします。

 

ベビーメトロで検索した東京メトロ渋谷駅の情報。

 

また、東京メトロを始め、各鉄道運営会社がそれぞれに提供しているアプリもあります。特に上記のベビーメトロを運営している東京メトロのアプリはとても使い勝手がよいです。駅構内図が非常によくできていて、各階の繋がりが分かりやすく、トイレの位置やエレベーターの場所のみならず、バリアフリー移動経路を赤線で表示してくれます。

 

東京メトロアプリで調べた渋谷の駅構内図。

 

例えば、JR東日本アプリは選択した駅構内図を確認可能ですが、駅の構造が非常にわかりにくく、この構内図から移動経路を事前に確認するのは困難な印象を受けました。あと私が利用している際には、構内図を拡大して確認するとよくアプリがフリーズしてしまいました。

 

JR東日本アプリで調べた渋谷駅の駅構内図。

 

より使いやすいアプリの発展とインフラ整備に期待

ベビーカーを使用して外出する期間は子ども1人につき約2年くらいのものかと思いますが、1〜2歳くらいの大きな子でも抱っこ紐で出掛けているパパママをよく見かけたのはインフラとしてのバリアフリーそのものに問題があると言っても過言ではないと思います。真に子育てしやすい社会を目指すのであれば、エレベーターの台数を増やす、多すぎるくらいにエレベーター情報を駅構内の様々な箇所の掲示しておくなど、根本改善を目指して欲しいと思います。

 

私の体験としては、駅のホームに到着したら、エレベーターの場所を探す為に案内板やエレベーターのサインを探してウロつくことが多かったです。自分が経験するまで、サインが圧倒的に少ないという状況には気づきませんでした。2017年に訪日外国人数過去最高の2,869万人を記録し、2020年には4,000万人の受入れを目標としていますが、彼らも大きなスーツケースを持っての移動になるはず。外国人観光客は言葉が通じにくいことでただでさえストレスを感じているはずなので、情報の見える化はもっと対応されるべきだと考えます。そして沢山日本で買い物して散財して大きな荷物を持って帰ってもらうためにも、外国人観光客にもストレスの少ないインフラ整備を是非進めてもらいたいです。

 

鉄道各社が出すアプリの充実もよいですが、複数アプリを場面によって使い分けるのは面倒です。また、外国人目線に立つと、Googleマップ一つで問題なくバリアフリー経路を検索できるというのが1番有難いはず。そういう意味でもGoogleマップの今後の発展には個人的にもとても期待しています。


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